久しぶりにミュージカル映画です。軽快な音楽と色鮮やかな衣装。往年のハリウッドのミュージカル映画を見た人は懐かしいと感じるでしょう。ジーン・ケリーやフレッド・アステアを彷彿させる踊りとタップ、冒頭のカメラワークはウェストサイドストーリーを思い出します。でもそこは今の映画。ラブロマンスではありますが現実は・・・というエンディングで余韻のある終わりかたです。そして劇場を去るときはメロディーが自然と口ずさみます。ハリウッドで成功を夢見る主人公の二人がいわゆる美男・美女でないのでストーリーが納得できますね。ちなみに映画の題名「ラ・ラ・ランド」(La La Land)はハリウッドがあるロサンジェルス(LA)のことや現実離れした世界を意味します。まさにこの映画そのものですね。
カントリー曲も購入しました。ブルーグラスの歌姫アリソン・クラウスの久しぶりの新しいアルバムです。今回はカントリーやポップスの60~80年代の曲をカバーしていますが、これがとても素敵です。彼女の透き通った声は健在で軽やかに歌っています。特に「All Alone, am I」やウィリーネルソンの曲である「I never cared for you」が光っています。ドリー・パートンの新アルバムも買いました。相変わらずのドリー節ですがかってのような元気さがちょっと無いかも。まあシロフクロウさんと同じ歳なので無理ないかもしれません。